主な取り組み
プロジェクト研究
1 流域・環境政策と
ガバナンス
A 日韓比較研究
  B 河川水の分散機構
  C 農業環境政策
2 生産生活の変容
  D 水辺エコトーン
  E 日韓比較研究
3 生活環境と
リスク・ 危機管理
  F 安全・安心の営農技術
  G 減災ネットワーク
4 環境教育:
実践と可能性
 
 
 
 

2007年度

プロジェクトの
名 称

水辺エコトーンにおける生物多様性と生業活動・コモンズの変容に関する研究

プロジェクトの
概     要

     現在、日本各地で水辺エコトーンの保全が重要な課題となっている。滋賀県においても、かつて琵琶湖沿岸には内湖をはじめとする水陸移行帯が広がっており、その豊富な生物資源を利用した多様な民俗文化が展開されていた。
      これら生業の民俗文化は、地域ごとに形成された持続可能な資源管理システムとしても機能しており、水辺の「賢明な利用」を支えてきた点で重要である。またヨシ地をはじめとする水辺空間の用益権をめぐっては、共同体による社会的規制が成り立っており、循環型の資源管理システムが存在していたことが知られている。
     しかし今日では、これら湖岸域の大部分は干拓など開発にさらされ、そこで成り立っていた資源管理システムは、十分に検証されることのないままに失われようとしている。そこで本研究では、このような琵琶湖岸のエコトーンにおける伝統的な生業活動と、そこにみられる資源管理システムについて検証し、水辺の「賢明な利用と保全」の方途を見出すことを目的とする。

本年度の
研究計画

    年間4回ほどの研究会を実施し、各自の調査報告と討議を行う。さらに今年は、水辺エコトーンに関する研究や施策検討を行っている全国各地の研究者を講師として招聘し、水辺のコモンズとその資源管理の意義について、より普遍的な知見を取り出すことを試みる。本年は最終年度として、昨年度のシンポジウムに引き続き外部公開型の研究集会を設定する予定である。

プロジェクトの
担当者

(代表者に*印)

氏 名

所属及び職名

プロジェクト等の役割分担

*佐野 静代

環境総合研究センター准教授

研究総括

 山崎 古都子

教育学部教授

伝統的住居と風土研究

 中村 正久

環境総合研究センター教授

琵琶湖岸と流域管理の課題

 藤栄 剛

環境総合研究センター准教授

湖岸農村の環境経済学的研究

 梅澤 直樹

経済学部教授

湖岸農村の社会経済学的研究

 堀越 昌子

教育学部教授

琵琶湖の魚食文化とその変容調査

 松田 隆典

教育学部教授

琵琶湖漁業の経済地理学的研究

 服部 昭尚

教育学部准教授

水辺景観と動物の場所利用の研究

 牧野 厚史

県立琵琶湖博物館主任学芸員

湖岸村落の社会学的調査

 宮本 真二

県立琵琶湖博物館学芸員

水辺域の自然地理学的調査

 赤石 直美

日本学術振興会特別研究員

村落の生業と景観変化の研究

結果発表
2006年3月 環境総合研究センター研究年報に報告掲載
2007年3月 シンポジウムを開催、環境総合研究センター研究年報に報告掲載
2008年3月 公開研究会を開催、環境総合研究センター研究年報に報告予定
なお各自の研究成果は、研究期間中に適宜、所属学会での口頭発表、あるいは学術誌へ投稿の予定。

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