【流域政策研究フォーラム】(2009.7.31) 2009年度 第2回研究サロン 環境ガバナンスと環境政策統合をめぐる最近の動向
更新日時: 2009/10/02 13:34

日時:2009年7月31日(金) 17:30〜20:00
場 所:滋賀大学大津サテライトプラザ
    サテライトルーム(JR大津駅前 平和堂5F-添付資料参照)
参加費:無料
連絡先:ryuuiki@biwako.shiga-u.ac.jp

― プログラム ―

◆講師
 松下 和夫 氏(京都大学大学院地球環境学堂 教授)
◆講演概要
 著書「環境ガバナンス論」(京都大学学術出版会、2007年)の中で、持続可能な社会の形成に向けた環境ガバナンスの戦略的なアプローチを考慮する上で検討すべき課題について5つの点が挙げられている。
 第1に、持続可能性の公準(規範)を環境ガバナンスのプロセスと制度にどのように組み込むか、第2に、関係する主体がその多様性と多元性を生かしながら積極的に関与し、問題解決を図るための民主主義的なプロセスとはいかなるものであるかを明らかにすることが必要、第3に、環境問題があくまで地域からの取り組みが基本であることから、市民により近いレベルでの意思決定を重視し、基礎的な行政単位で処理できることは、行政に任せるべきという考え方(補完性原則)にもとづく地方分権化の推進が重要、第4に、今日の環境政策においては、政策立案の段階から企業や市民と協働して問題解決に取り組むという共同原則にのっとることが強調されるようになって聞いている、第5に、環境的持続性を保証するために、持続可能性を軸とした政策統合を推進し、政策の実効性と効率性を高めるための多様な政策手段の活用とポリシーミックスを推進することである。
 講演では、特に第5の課題に着目し、環境政策統合についてお話しいただく。
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