【公開研究会(第37回)】(2009.10.3) 今もあたらしい発酵食品の魅力を探る
更新日時: 2009/10/02 13:51

日時:2009年10月3日(土)14:00〜16:00
場所:滋賀大学大津サテライトプラザ(JR大津駅前平和堂5階-添付資料参照)

参加費:無料

 滋賀県に古くから伝わるふなずしなど、伝統食品の中には、微生物による発酵食品が多く含まれています。
 古くから伝えられてきた伝統発酵食品は、文化的にも栄養学的にも優れた保存食品であり、その発酵食品を作り出してくれる微生物の偉大さとその微生物を利用してきた人間の知恵には計り知れないものを感じます。
 今回の公開研究会では、様々な発酵食品に関して国内外で長年にわたり研究されている長野宏子氏をお招きし、これまでの研究の一端をご紹介いただくとともに、氏が常々言われている「研究調査で様々な伝統発酵食品に出会うたび、人々の「生活の知恵」のすばらしさに驚いている」という部分について深く知りたいと思います。さらに、伝統的発酵食品の伝承のために我々が今後取り組んでいく方向について話し合いたいと考えています。


▲▽▲プログラム ▲▽▲

■講演 
◆長野 宏子 氏 (岐阜大学教育学部 教授)
 大妻女子大学大学院家政学研究科修士課程修了。
 1995年から現職。博士(農学)。

 伝統発酵食品の探索とその食品中の微生物の働きについて
 現代の食生活と調理の関わり などを研究。

◆主な業績
”Identification of Proteolytic Bacteria from Thai Traditional Fermented Foods and their Allergenic Reducing Potentials”. Panthitra Phromraksa, Hiroko Nagano, Thidarut Boonmars, Chirasak Kamboonruang. J. Food Science73 (Nr.4), M189-M195 (2008)

”Purification and Characterization of a Proteolytic Enzyme from Bacillus subtilis M2-4”. Chenjian LIU, Hiroko NAGANO. J. Home Econ. Jpn.59(8), 565-573 (2008)

「タイにおける発酵米麺の改良とその特性」 小林明奈、Panthitra Phromraksa、加藤みゆき、池田昌代、Chirasak Khamboonruang、長野宏子。日本家政学会誌 58(8), 463-470 (2007)

「地産地消で食教育教材開発 21世紀スローフードを求めて-地産地消の郷土料理を見直そう-」柚木公代、長野宏子. 教師教育研究 2, 190-195 (2006)

「タデ科植物の中国伝統食品への利用」 堀 光代、長野宏子、日本調理科学会誌、38、51-57(2005)

”Identification of Microorganisms in Traditional Asian Foods of Fermented Wheat Flour and their hypoallergenization” Nagano, H., Kasuya, S., SHOJI, Z., TAMURA, A., Omori, M., Iibuchi, S. and Arai, M. Food Sci., Technol. Res., 9(1), 7-10 (2003).

「伝統的な小麦粉発酵食品中の微生物とその働き」 長野宏子、説田佑子、粕谷志郎. 日本家政学会誌, 54(9), 713-721(2003).
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