流域政策研究フォーラム

2009年度

2009年度総会 及び 記念シンポジウム

日時:2009年9月20日(日)12:00~15:30
場所:草津市立まちづくりセンター301・302

第1部 流域政策研究フォーラム2009年度総会 (12:00~12:45)
◆挨拶
代表 仁連 孝昭 氏 (滋賀県立大学環境科学部 教授)
◆来賓紹介
◆フォーラム活動報告

■第2部 記念シンポジウム (13:30~15:30)
「マザーレイク21計画の見直しと新計画の方向性について」
1.はじめに
マザーレイク21計画の見直しに関する進捗状況について

2.旧ML21の概要説明と第1期の評価について

3.パネルディスカッション
コーディネーター
井手 慎司 氏 (滋賀県立大学環境科学部 教授)

パネリスト
清水 芳久 氏(京都大学流域圏総合環境質研究センター 教授)
前畑 政善 氏(滋賀県立琵琶湖博物館研究部生態系研究領域・上席総括学芸員)
青山 誠司 氏(滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖再生課 副参事)
佐藤 祐一 氏(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 研究員)

4.見直し作業の今後と新ML21(琵琶湖のあるべき姿)について

2009年度第2回研究サロン
環境ガバナンスと環境政策統合をめぐる最近の動向

日時:2009年7月31日(金) 17:30~20:00
場 所:滋賀大学大津サテライトプラザ

◆講師
松下 和夫 氏(京都大学大学院地球環境学堂 教授)

◆講演概要
著書「環境ガバナンス論」(京都大学学術出版会、2007年)の中で、持続可能な社会の形成に向けた環境ガバナンスの戦略的なアプローチを考慮する上で検討すべき課題について5つの点が挙げられている。
第1に、持続可能性の公準(規範)を環境ガバナンスのプロセスと制度にどのように組み込むか、第2に、関係する主体がその多様性と多元性を生かしながら積極的に関与し、問題解決を図るための民主主義的なプロセスとはいかなるものであるかを明らかにすることが必要、第3に、環境問題があくまで地域からの取り組みが基本であることから、市民により近いレベルでの意思決定を重視し、基礎的な行政単位で処理できることは、行政に任せるべきという考え方(補完性原則)にもとづく地方分権化の推進が重要、第4に、今日の環境政策においては、政策立案の段階から企業や市民と協働して問題解決に取り組むという共同原則にのっとることが強調されるようになって聞いている、第5に、環境的持続性を保証するために、持続可能性を軸とした政策統合を推進し、政策の実効性と効率性を高めるための多様な政策手段の活用とポリシーミックスを推進することである。
講演では、特に第5の課題に着目し、環境政策統合についてお話しいただく。

2009年度第1回研究サロン
持続的開発とガバナンス:双方的変化への道筋?

日時:2009年2月26日(木)18:00~20:30
場所:滋賀大学大津サテライトプラザ (JR大津駅前平和堂5階-添付資料参照)

講演
持続的開発とガバナンス:双方的変化への道筋?
斎藤 文彦 氏 (龍谷大学国際文化学部 教授)

要旨:
近年さまざまな環境問題が注目され、多くの議論がなされている。そのなかでも持続可能な開発は今後の社会のあり方を示す重要な用語となっている。日本ではこれを環境と経済の両立として理解することが多いが、世界的には、さらに社会的公平性を含めた3つの両立を意味する。環境と社会は複雑にいりくんでいるからこそ、ガバナンス(協治)というアプローチでしか、持続可能な社会は実現できないであろう。その際に多様な利害関係者がお互いの権利と責任を明確化してゆくことが不可欠である。つまりは公害が起きない安心・安全でくらいしやすい社会とは、民主主義の基本原則が保証されている社会でもある。

2008年度

2008年度 第6回研究サロン 流域管理の法政策(仮)

日時:2009年2月26日(木)18:00~20:30
場所:メルパルクKYOTO 6階 会議室5 (メルパルクKYOTO)

講演
流域管理の法政策(仮)

三好 規正 氏(山梨学院大学法学部政治行政学科 教授)

講演概要
慈学舎より出版されている三好氏著作の「流域管理の法政策」の概要紹介。社会と水の健全な関わりの再構築を水の縦の広がりとしての「循環」と横の広がりとしての「流域」に着目して法制度の検証を行う意欲作。著者の実務における体験をも踏まえて法改正の方向性と自治体の条例制定権の拡充に向けた提言を行う。

2008年度 第5回研究サロン
古今東西の流域・水資源管理の問題と背景への視点と方法

古今東西の流域・水資源管理の問題と背景への視点と方法 ~河川水利技術研究者の立場から~

日時:2008年12月5日(金)18:00~20:30
場所:滋賀大学大津サテライトプラザ (JR大津駅前平和堂5階-添付資料参照)

講演
古今東西の流域・水資源管理の問題と背景への視点と方法~河川水利技術研究者の立場から~

講演者:
岡本雅美 氏(元・日本大学生物資源科学部 教授)

講演概要
現代の水資源管理の問題を理解するには、それを過去から独立したものとして扱うのではなく、近世から現代へと続く水資源管理の変化の中で捉える必要がある。報告では東洋・西洋のいろいろな事例を題材にしつつ、水資源管理の変化を紹介し、現在の水問題を見る一視点を提供したい。

 

2008年度 第4回研究サロン
日韓における流域管理・水制度の比較(仮題)

日時:2008年11月6日(木)18:00~20:30

場所:滋賀大学大津サテライトプラザ (JR大津駅前平和堂5階-添付資料参照)

講演
「日韓における流域管理・水制度の比較(仮題)」

講演者
李 秀澈 氏(名城大学アジア研究所 経済学部 准教授)

講演概要
日本でも地方環境税の一環として導入が広がっている「森林・水源環境税」と韓国の洛東江地域を含む4大川流域に賦課されている「水利用負担金」制度の運営実態と成果そしてその課題など、日韓における流域・水制度の違いについて話題提供頂く予定です。

 

2008年度 第3回研究サロン
学生によるフィリピン・ラグナ湖における調査報告

日時:2008年10月20日(月)18:00~20:30

場所:滋賀大学大津サテライトプラザ (JR大津駅前平和堂5階-添付資料参照)

話題提供
フィリピン・ラグナ湖集水域の森林帯における二酸化炭素吸収分のCDM(クリーン・ディベロプメントメカニズム)への反映、及び琵琶湖における低炭素社会形成の仕組みづくりについて、それぞれヒアリングを行い、その現状、課題、展望を把握し、今後の取りまとめの方法を検討することとし、その一環として調査に参加している滋賀大学学生他によるフィリピン・ラグナ湖における調査の経緯と調査結果の一端をサロンで報告します。

1.日本社会の変化と食糧問題及び環境問題
  千葉 啓広 氏 (滋賀大学教育学部4回生)
2.湖沼保全における住民参加
  平山 奈央子 氏 (環境総合研究センター リサーチ・アシスタント)
3.滋賀大学BDFプロジェクト
  中江 優太 氏、細川 渉子 氏 (滋賀大学経済学部4回生)
  利田 陽平 氏 (滋賀大学経済学部3回生)
4.滋賀県の温暖化防止施策とそれを担う次世代学生のライフスタイルの実態
  木谷 康子 氏 (滋賀短期大学 准教授)

 

ミニサロン(勉強会)

日時:2008年8月25日(月)18:00~20:30

場所:滋賀大学大津サテライトプラザ(JR大津駅前平和堂5階-添付資料参照)

話題提供
「わが国のリン問題と湖沼への影響」

講演者:
小谷 博哉氏 (財団法人 国際湖沼環境委員会 アドバイザー)

要旨:
本年7月より化成肥料の価格が2倍に引き上げられました。この事実を踏まえ、従来からリン資源について調査されていた小谷博哉氏が、その内容の一端を論文としてまとめらました。今回は、その内容についてご紹介頂くとともに、湖沼の富栄養化問題への影響、エコロジカルサニテーションなどリン資源循環型の下水道システムに向けた世界の動向、湖沼の低デイからのリンの回収などの課題について皆様から多面的にご議論頂ければ幸いと思います。

 

2008年度総会 及び 公開討論会

日時:2008年7月26日(土)13:30~16:30 (開場13:15)

場所:滋賀県立県民交流センター207会議室 (ピアザ淡海)
              http://www.piazza-omi.jp/
第1部 流域政策研究フォーラム2008年度総会

◆挨拶
代表 仁連 孝昭氏 (滋賀県立大学環境科学部 教授)

◆フォーラム活動報告
副代表幹事 井手 慎司氏 (滋賀県立大学環境科学部 教授)

■第2部 公開討論会「地球温暖化と農業」
◆話題提起
渡邉 紹裕氏 (総合地球学研究所研究推進戦略センター 教授)

 地球温暖化問題と食料問題は、人類が解決すべき大きな課題として先のサミットでも最も重要な議題の一つとして取り上げられました。「地球温暖化によって地域の食料生産はどうなるのか?」という疑問は誰しもを不安にさせるものですが、基調講演者の渡邉先生は、2001年~-2006年にかけ、総合地球環境学研究所において取り組まれた「乾燥地域の農業生産システムに及ぼす地球温暖化の影響」プロジェクトの成果をとりまとめられた著書の中で、「食料は、私たち『人間』と『環境』を直接結びつけるものであり、いのちと暮らしのきわめて身近で、かつ根源的な問題となる。私たちが、どのように身体や暮らしを形作っていくかが、そこに現れてくる』と述べられています。地球温暖化による食料生産に対する今後の予測はもとより、「地球環境(土地や水の使いかたなど)」の見直しのヒントを得る上で貴重な機会となるものと思います。
  また、コメントを頂く秋山先生は、琵琶湖・淀川水系における水利秩序や土地利用、景観生態学などの幅広い分野で活躍されてこられました。今回は、地球温暖化の水循環への影響がもたらす水ストレスの諸相やその政策的含意、とくにこれまでの水問題の研究や政策対応で積み残しになっている問題群とどうかかわるかといった点について持論を展開していただきます。
 ご両人の話題提供をきっかけに地球温暖化というタイムリーな話題と流域政策の幅広い課題との接点について会場と演者との活発な議論の展開が期待されます。

◆質疑および討論
コーディネーター 代表幹事 中村 正久氏(滋賀大学環境総合研究センター長)
コメンテーター  秋山 道雄氏 (滋賀県立大学環境科学部 教授)

 

 

 
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